認知症の家族が同じことを何度も聞くのはなぜ?介護の現場で感じる理由

家族介護の悩み

「さっきも聞いたよね…」

認知症の家族と関わっていると、
同じ質問を何度も聞かれることがあります。

「今日は何曜日?」
「ご飯はまだ?」
「ここはどこ?」

最初は優しく答えていても、
何度も続くと、どうしても心が疲れてしまうことがあります。

「なんで覚えてくれないんだろう」
「さっき説明したのに…」

そんな気持ちになるのは、
決しておかしいことではありません。

実は、認知症の方が同じ質問を繰り返すのには
きちんとした理由があります。

今回は、介護の現場で感じている
その理由についてお話ししたいと思います。

認知症で同じ質問を繰り返す理由

認知症になると、
新しい出来事を覚えておくことが難しくなります。

たとえば、
「さっき説明されたこと」や
「今さっき聞いたこと」が、
記憶として残りにくくなります。

そのため、本人にとっては
何度も聞いているつもりはなく、
「今はじめて聞いている」という感覚なのです。

だからこそ、
同じ質問を繰り返してしまいます。

わざと困らせようとしているわけではなく、
脳の働きによって起きていることなのです。

介護する側がつらく感じるのは自然なこと

同じ質問を何度も聞かれると、
優しく答えようと思っていても、
どうしても心が疲れてしまうことがあります。

「さっきも言ったのに…」
「どうして覚えてくれないんだろう」

そんなふうに感じてしまうことも、
決しておかしいことではありません。

介護をしている人の多くが、
同じような気持ちを経験しています。

大切なのは、
自分を責めすぎないことだと思います。

介護は、
一人で完璧にできるものではありません。

つらいと感じる気持ちも、
介護の中にある自然な感情なのだと思います。

少し気持ちが楽になる関わり方

認知症の方が同じ質問を繰り返すとき、
「さっきも言ったよ」と伝えたくなることもあります。

ですが、本人にとっては
今はじめて聞いている感覚のことが多いと言われています。

だからこそ、
毎回やさしく答え続けることが理想とされています。

とはいえ、
いつも完璧に対応するのはとても大変なことです。

そんなときは、
少し話題を変えてみたり、
一緒に別のことをしてみたりするのも一つの方法です。

介護は、
頑張りすぎないことも大切だと感じています。

一人で抱え込まず、
周りの人や専門職にも頼りながら、
無理のない関わり方を見つけていけたらいいのではないでしょうか。

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